ベル・キャリアファーストナビ|【転職もあり?】入社3年目から年収を上げるためのアレコレ

入社3年目頃になると、自分の年収や貯金が気になる方も多いのではないでしょうか。
安定した生活を送るためには、一定の収入がないと難しい面もあります。
そこでこの記事は、年収を上げるためにはどうしたらいいのかについて説明します。

目次

・入社3年目世代の平均年収は?
・年収を上げるには?入社3年目が身につけるべきスキル
・年収を上げるために転職という手も
・年収アップに必要なスキルを

入社3年目世代の平均年収は?

入社3年目の年収はどれくらいなのか気になる方も多いと思います。
厚生労働省が行った「平成30年度賃金構造基本統計調査」では下記のようになっています。

入社3年目相当者(25〜29歳)の平均年収
平成30年度賃金構造基本統計調査における、業種別の25〜29歳の業種別平均年収を紹介します。

業種別の男性の平均年収(25〜29歳)

建設業257.6万円
製造業236.3万円
情報通信業272.7万円
運輸業・郵便業241.0万円
卸売業・小売業248.7万円
金融業・保険業281.0万円
学術研究・専門技術・サービス業274.8万円
宿泊業・飲食サービス業228.1万円
生活関連・サービス業・娯楽業236.6万円
教育・学習支援業264.1万円
医療・福祉254.4万円
サービス業(他に分類されないもの)224.3万円

業種別の女性の平均年収(25〜29歳)

建設業233.4万円
製造業208.8万円
情報通信業257.7万円
運輸業・郵便業227.6万円
卸売業・小売業220.1万円
金融業・保険業236.5万円
学術研究・専門技術・サービス業257.7万円
宿泊業・飲食サービス業204.0万円
生活関連・サービス業・娯楽業213.3万円
教育・学習支援業238.5万円
医療・福祉241.4万円
サービス業(他に分類されないもの)206.7万円

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

年収を上げるには?入社3年目が身につけるべきスキル

20代の平均年収を確認し、「自分の給料は少ないな」と感じた人もいるのではないでしょうか。
年収を上げるには、まずスキルを身に付けることが大切です。
ここではすぐに実践できるスキルについてご紹介します。

・自主性と主体性を持つ
自主性は「今やるべきことを率先して行うこと」、主体性は「するべきことが明確になっていなくても、自分で課題と解決策を考えること」とされています。
主体性は自主性があって初めて発揮できます。
まずは「決められたことをきちんと行う」ことを目標にして自主性を身に付けていきましょう。
たとえば「社内で人に会ったら必ず先にあいさつする」などです。

・迅速なレスポンスを心がける
メールや電話などの連絡に対するレスポンスはできるだけ速くするように心がけましょう。
新人の内は対応に必死なことが多いですが、入社3年目になると落ち着いて対応できるようになります。
そのため、メールを自動振り分けに設定したり、返信する時間を決めたりするなど工夫を凝らしましょう。
自身の職場環境に合わせた最適な方法を編み出すことで、徐々に迅速なレスポンスが可能になります。

・「報・連・相」の大事さを理解する
「報告」「連絡」「相談」の3つを表す報・連・相は、ビジネスにおいて基本的なスキルです。
しかし、入社3年目頃になると業務に慣れてしまい、最初に教えてもらった通りにやるだけのことも多いのではないでしょうか。
この報・連・相にも工夫すべき点が多くあります。
たとえば、報告を上司などの「報告される側」の気持ちになってまとめてみます。
いつも報連相をする相手に「どの点が良いか」「どの点が分かりにくいか」を聞いて、さらに分かりやすい報告を心がけましょう。

年収を上げるために転職という手も

今の職場で年収を上げるのが難しいと感じたら、転職するという方法もあります。
業界や職種によって相場が異なりますが、年収がアップしやすい業界や職種があります。

年収がアップしやすい業界と背景
年収がアップしやすい業界といわれているのが、人材不足とされている業界です。
また個人の専門的なスキルが必要とされている業界も、年収がアップしやすいとされています。

年収がアップしやすい職種と背景
年収がアップしやすい職種も、業界と同様に高い専門的知識とスキルを求められるものです。
たとえば金融関連、IT、通信関連職、医療系などがそれにあたります。
特に今後少子高齢化が進むごとに、ITや医療系の人材が不足すると考えられており、年収アップが見込まれるとされています。

年収アップに必要なスキルを

年収を上げるためには、まずスキルを身に付けることから始めましょう。
専門的なスキルだけでなく、普段の業務から一歩進んだ業務ができないかを考えてみることが大切です。
年収アップを考えた転職の際にはぜひベルキャリエールにご相談下さい。