ベル・キャリアファーストナビ|静岡市など静岡県中部で転職する際に確認したい各エリアのポイント

静岡に転職したいという人が、最近増加傾向にあります。
しかし、これまで静岡県以外に住んでいた方は、静岡の知見に乏しいことでしょう。
そこで今回は、静岡県中部地域の概要を紹介したいと思います。

目次


・【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報@】静岡市葵区・駿河区
・【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報A】静岡市清水区
・【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報B】焼津市・藤枝市
・【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報C】牧之原市・島田市
・【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報D】菊川市・御前崎市
・ゆとりある生活が送れる静岡

【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報@】静岡市葵区・駿河区

静岡市葵区は、人口25.11万、面積1,074平方キロメートルと、政令指定都市の行政区としては日本一の面積を誇る地域です。
静岡県の政治経済の中心地で、各都市銀行の支店をはじめ、静岡県庁や静岡県警本部の合同庁舎といった重要な施設も置かれています。
葵区へのアクセスには、東海道新幹線や東海道本線の静岡駅(北口)や、静岡鉄道新静岡駅など。当社の静岡支店とエージェント事業部も静岡駅からすぐのビルにあります。

いっぽう、静岡市駿河区は、人口約21万、面積73.06平方キロメートルと、静岡市の行政区では小さめの区です。ホビーショーや転職フェアなど、イベント会場となる「ツインメッセ静岡」「グランシップ」があることが特徴です。
模型産業が強い静岡のホビー情報発信基地として「静岡ホビースクエア」があり、市の中枢機能が集積する地区として発展することが期待されています。
駿河区へのアクセスには、東海道新幹線や東海道本線の静岡駅(南口)、東海道本線の安倍川駅や用宗駅、静岡鉄道の県総合運動場などが便利です。

【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報A】静岡市清水区

静岡市清水区は、人口23.2万人、面積265.09平方キロメートルの静岡市の行政区のひとつです。
清水区は清水港を中心に海運の中継地として発展した港町。清水港は国際拠点港湾と中核国際港湾に指定されており、サッカーボールの輸入や冷凍マグロの水揚げ量が日本一、また輸出では楽器・プラモデル・オートバイの輸出量が日本一です。日本三大美港の一つで、国際旅客船拠点形成港湾にも指定されており、外国からクルーズ船で訪れる観光客も増えています。

さらに、江尻や蒲原、由比、興津は東海道五十三次に描かれるように旧東海道の宿場町として栄えた歴史があります。
Jリーグ所属のサッカークラブ「清水エスパルス」のホームタウンであることや、マンガ「ちびまる子ちゃん」の舞台としても有名です。

鈴与グループ本社の鈴与株式会社も清水区に拠点を構えております。ベルキャリエール本社と清水支店も清水区にあります。
清水区へのアクセスには、東海道本線の草薙駅や清水駅、静岡鉄道の草薙駅や新清水駅などが挙げられます。

【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報B】焼津市・藤枝市

静岡県焼津市は、人口136,858人、面積70.31平方キロメートルで、静岡県中部に位置しています。
東洋水産、焼津水産化学工業といった企業が軒を連ねることからもわかるとおり、焼津市は漁港を中心に産業が発展し、水産加工業と遠洋漁業が全国的に有名です。焼津市へのアクセスには東海道本線の焼津駅、西焼津駅が挙げられます。

一方、静岡県藤枝市は、人口141,978人、面積194.06平方キロメートルと、静岡県中部で静岡市に次いで2番目に人口が多い地域です。
サッカーでも有名で、藤枝東高校出身者には長谷部誠選手などたくさんの有名選手がいます。近年、藤枝駅周辺の開発が盛んで、ショッピングモール「Bivi藤枝」の出店を皮切りに、藤枝駅南口直結の高層複合施設やホテル、複数のマンションなどが建設されています。
藤枝市へのアクセスには、東海道本線の藤枝駅が便利です。

【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報C】牧之原市・島田市

静岡県牧之原市は、人口44,209人、面積111.69平方キロメートルで、お茶の産地としてとても有名な静岡県中部の地域です。
静波海水浴場があり、マリンスポーツの愛好家でにぎわいます。海岸にはアカウミガメが産卵に訪れるなど、自然豊かな地域です。近年では静岡空港も開港しました。鈴与グループのフジドリームエアラインの事務所があるのもこの牧之原市です。

牧之原市には鉄道の駅が無いため、最寄駅としては市外の菊川駅、金谷駅及び六合駅が近いでしょう。
静岡県島田市は、人口96,115人、面積315.70平方キロメートルの静岡県中部、大井川の両岸に位置する地域です。
こちらも全国有数のお茶の産地として有名です。SLが走ることで有名な大井川鉄道があり、夏休み期間には機関車トーマス列車が登場し、親子連れなどに人気です。映画やドラマのロケ地になることも多く、有名ドラマや大ヒット映画の撮影スポットがたくさんあります。
島田市へのアクセスは、東海道本線の六合駅、島田駅があげられます。

【静岡県中部で転職する際に確認したいエリア情報D】菊川市・御前崎市

静岡県菊川市は、人口47,318人、面積94.19平方キロメートルで、静岡県の東遠地域に位置します。
温暖な気候から、深蒸し茶の里と呼ばれ、お茶の産地に指定されていますが、その他の産業も盛んで、茶摘機や茶鋏、精密工作機械、自動車関連部品などを生産する企業が数多く立つ工業都市としての一面もあります。

菊川市へのアクセスには、東海道本線の菊川駅が便利です。
いっぽう、静岡県御前崎市は、人口31,439人、面積65.56平方キロメートルで、静岡県中西部の電力、水産、観光といった産業が盛んな地域です。物流、エネルギー基地としての基盤があること、海にも山にも近い立地から、今後大きく発展することが期待されています。ウィンドサーフィンの世界ツアー大会や全国大会が開かれるなど、御前崎市はマリンスポーツのプロや愛好家にとても人気のエリアです。
なお、御前崎市には鉄道は通っていないため、最寄駅は菊川駅となります。

ゆとりある生活が送れる静岡

以前もご紹介いたしましたが、静岡県内には、工業や農業、観光業といったさまざまな産業を有していることもあり、求人の幅広さは転職を考えられる方にとって魅力の一つです。そのため、静岡県の平均所得は476万円ほどで、日本全体の平均年収の420万円と比べて高いです。加えて首都圏に比べ、生活費が安く済むため、余裕のある生活が送れます。

また、仕事面だけでなく静岡県には、様々な名産品や特徴のある市区町村が多数あります。休日はのどかな自然の中で暮らしたり、趣味を充実させるなど、豊かな生活が過ごせることでしょう。ぜひ、静岡でゆとりある生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。