ベル・キャリアファーストナビ|転職成功者インタビュー Vol.1

転職成功者プロフィール

【企業名・部署名】鈴与株式会社
【お名前】Y・I さん
【職種】貿易事務
【現在のポジション】輸入カスタマーサービス
【具体的なお仕事内容】私の担当する仕事はメーカーや商社の窓口として現地の船積みから通関、配送の手配といった輸入に係る一連の業務を代行することです。
その中で私は特に国内配送に特化して仕事をしています。
鈴与グループの蓄積した物流ノウハウやネットワークを駆使して北海道から沖縄まで日本全国へ商品をお届けしています。
商品のサイズや物量、納入先に応じて時に小口輸送やフェリーといった様々な輸送モードを提案することで効率の良いサービスを提供しています。
入出庫の手配もしているので倉庫部門との連携も欠かせません。
手配の難度は様々ですが、潜在的なリスクを常に意識してリスクヘッジを徹底することがこの仕事においてとても大切だと感じます。

入社の経緯と選んだ理由をお聞かせください

前職では複合一貫輸送を提案する物流会社の通関部門で仕事をしていました。
仕事にも慣れてきましたが、結婚を契機に将来を考え少し早いタイミングで転職を決めました。
物流業に対しての熱は冷めず、倉庫や港湾事業等手広く展開をしている鈴与は成長の場としてすこぶる魅力的に映り、是が非でもという思いで同業のこの企業へ応募しました。
選考中も役員、人事の方々の印象から高いレベルの中で長期に渡りキャリアパスを描けると感じ入社意欲がより一層高まり、幸運なことにも経験の浅い私を第二新卒として採用して頂きました。
実際に入社してみて想像を遥かに超えるアセット力に驚愕し、この環境に身を置けることに期待が膨らんでいます。
鈴与グループの多種多様なネットワークを活かし他社には真似できないビジネスモデルを創り上げたいと考えています。
清水という海山に囲まれた長閑な土地も入社の決めてだったのかもしれません。

御自身の仕事の魅力は何でしょうか

物流業は基幹産業として非常に社会貢献性を感じられる仕事だと思います。
私は企業様の後方から支援をし、海外船積みから消費者の手元に届くまでの所謂ワンストップ物流のアレンジをしていますが、飽きることなく非常に面白いです。
「届いて当たり前」と思われている配送の手配は意外と多くの人が複雑に携わっていて、入念な打ち合わせや連携が欠かせません。
しかしそういった人との繋がりが沢山あることや想定外の事が起こることもこの仕事の醍醐味だと私は思います。
イレギュラーな手配は勿論手間がかかりますが、新しい発見もあるため、お客様からのご要望はまずどんな無理難題でも何か出来る方法は無いか必ず模索します。
困難な状況から解決方法を見出せた時の感動はひとしおです。

仕事の壁はありましたか。またどうやって乗り越えられましたか

まだ入社して間もないので壁を感じたようなことはありませんが強いて挙げるとすれば、人の出入りの関係から突然前任の方と二人でしていた仕事を一人でしなければならない状況になったことです。
1日100通以上のメールが飛び交う大きなお客様を前任の方と分業していたのですが、一人になったことで、目の前の業務量に少し頭を抱えてしまいましたが、「ピンチはチャンス」これは成長の機会だと考えを切り替えました。
自身の仕事を見直し書類一枚一枚の順まで一連の業務のルール化を徹底し、時短効率化に繋げました。
またお客様との関係構築には力を入れました。良好な関係を築くことで、社内だけでなくお客様とも息の合った無駄の少ないスリムな手配に一歩前進しました。
ほんのちょっぴり背伸びして仕事をすることで、自分で考えて解決することが習慣化され、こうした意思決定の連続が自己成長に直結してくるのではないかと思います。
親身に相談に乗ってくださる先輩方が沢山いるのも心強いです。

今後の課題と目標について、お聞かせください

何もないところに道を造るような仕事がしたいです。
その為に通関をはじめとした様々な専門知識を磨く必要があり、また広い視野を持って現場仕事にも精通したジェネラリストになるべく日々邁進していきます。
弊社は新卒、中途関係なく成長の場を提供してくれる会社だと思いますので、不断の努力を怠らずチャンスは大切にしたいです。海外へのキャリアアップにも興味がありますが、対人折衝や語学を含む知識面での強化がもっと必要なので、今後経験を積んでいきたいと思います。
チャンスが巡ってきた時にすっと手を挙げられるよう今から下準備をしていきます。

最後に、御自身が大切にされている事やモノについてお聞かせください

“誠実さ”は昔から大切にしています。
因果応報「善い行いをすれば良い報いがあり悪い行いをすれば悪い報いがある」小さい頃散々金のオノ、銀のオノを読み聞かされたせいか誠実な人が結局得をするとずっと昔から信じています。
時に自己犠牲することもありますが、26年とそう長くはない経験の中で結局どこかでそれは回収されると思っていますし、良い報いが沢山ありました。
仕事において、昔上司に「どんなに忙しくても仕事の工程を省略するな。
省略するということはつまり手を抜くことだ」と言われ、以来常に念頭に置いています。
手を抜いて仕事を楽にするよりも、限られた時間の中でどのように振る舞えばパフォーマンスが上がるかを考え、達成感という楽しみに結び付けながら仕事をしています。
公私共に法律に無い守るべき規則もしっかりと守りつつ、どんな状況でも楽しむように意識しています。
典型的なTHE日本人ですね。